4月のWindows Updateで配布されたKB2823324(MS13-36)のntfs.sysのせいで一部環境でSTOPエラーが出ているらしいです。(現在は配布中止) MSの発表通りアンインストールをお勧めしますが・・・、セキュリティリスクは残る訳で、どうなんでしょうね。 MS13-36は事前の公開情報であるという点から、既に攻撃コードが存在する可能性は大いにあります。 で、まぁ、何でこんなどうでもいい内容を書いたかといいますと、どうもMSはWindows 7のSP2を出す気がないらしい、という話を聞いたからです。 最近話題のWindows Blueの正式名称も、Windows 8.1というバージョンアップを強く意識したネーミングになっている事から、MSにとっては負担にしかならないサービスパックという形態自体を無くす方向のようです。 それが件の話と何の関係があるかというと、SPが出ない状況でWindows 7を継続して使用していく為には、今回のアップデートのようなバグを含んでいるかもしれないアップデートを個別に当てていかなくてはならなくなるかもしれないという懸念からです。 現在のWindows Updateでは、ある程度以上検証が行われたアップデートのみが配布され、たとえ問題があっても今回のように比較的早期に情報を知ることができます。 それはサービスパックであっても同様で、ベータテストまで行われますのでさらに安心です。 しかし、サービスパックの提供が終了したOS(Windows 2000が比較的問題になりましたが)では、QFE(Quick Fix Engineering)のようなテストがほとんど行われていないアップデートをユーザーが探してあてなければならない事になってしまいます。 しかも、今回のアップデートのような副作用があっても自己責任で、データが吹っ飛んでも何の補償もありません。Webでの情報すらほとんどないでしょう。 Windows 7は2000のときとは違う? いやいや、 これはWindows 7のKBのRSSのリンク ですが、Windows 7 SP1のリリース以降の、Windows Updateで配布されていないアップデートがもう既に何十個と存在します。 中には、 KB2775511のような準SP的なもの も存在しますが、こんなのいちいちあてるかど