全国で使えるのと全国で速いのとはまったく違う件(So-net PPPoE編)
若干無駄遣い感はありますが、せっかくIPoE対応ルータがあるのだから使ってみたいということで、v6プラス対応プロバイダの中からSo-netと契約してみました。 v6プラスの開通には時間がかかるようですが、プロバイダ自体は使えるのでIPv4のスピードを測ってみました。 以前のぷららでの記事 の続きということになりますが、今回は、Speedtest.net(接続先:OPEN Project)・"ping wikipedia.org -n 20"の最小値・FEZでのPing最小/最大値を、輻輳していないであろう時間に計測してみた。 ちなみにフレッツ速度測定アプリ(IPv6静岡)で測定した下り速度は650~750Mbpsあたりなので、フレッツ網の外で測定して600Mbps近く出たら速いプロバイダだな、ということになるだろうか。 Speedtest PING(ms) Download(Mbps) Upload(Mbps) Ping(ms) FEZ 最小 FEZ 最大 Webしずおか 9 462.87 573.12 82 42 51 TNC 9 571.65 546.89 80 45 49 So-net 17 342.64 437.92 93 54 60 続いて、22時台に混雑時のスコアを計測してみる。 今回はWebしずおかは省き、Speedtestは5回計測した平均値、Pingは最大/平均まで記した。 フレッツ測定アプリでの計測の最小値が約400Mbpsまで低下している。 Speedtest PING Download Upload Ping 最小 Ping 最大 Ping 平均 FEZ 最小 FEZ 最大 TNC 12.25 198.10 265.2 86 118 98 45 74 So-net 32 82.76 313.68 100 144 115 78 95 両方とも悪化しているが、So-netは体感で速度の低下が分かるようになっている。 So-netの上りのスループットが良いように見えるが、 下り方面が詰まった結果、通信が行われなくなった上り方面が空いたためと思われる。要は意味のない数値。 果たしてIPoEによって逆転することは可能なのだろうか。(期待薄だけど・・・) (So-net v6プラス編に続く)