一進一退を繰り返すGeforce Driverのナゾ
GTX 295が初めてサポートされたVersion 181.20以来、一般ユーザーの手に入るものだけでも10以上のバージョンが配布された、Geforce Driverですが。
その実装内容の中でも、まったく地道とか着実とかというフレーズとは縁遠い機能が、フラットパネルスケーリングとマルチディスプレイ設定機能です。
この2つは、あるバージョンでは正常に動いていたものが次のバージョンではまったく機能しなくなる、あるいはその逆が頻繁に起こりつづけている厄介な機能です。
ある意味、枯れているはずのこの機能がまったく安定しないのは、枯れている機能であるがゆえに専門のコーダーがいないということもあるでしょうが、問題を複雑にしている要因に外部のハードウェアに依存している障害であるということが挙げられるでしょう。
2chの該当スレッドを見ても明らかなようにディスプレイ依存の障害であるために、恐らく該当のディスプレイを持たないNVIDIAのデバッグチームには対処不可能となってしまっていると推測されます。
かくして、スケーリング機能を持たないディスプレイのための機能が、スケーリング機能を持たないディスプレイでは機能しないという訳のわからない状態が続いているのです。
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